古事記の禁忌天皇の正体 (新潮文庫) [ 関裕二 ]
新潮文庫 関裕二 新潮社コジキ ノ タブー テンノウ ノ ショウタイ セキ,ユウジ 発行年月:2013年01月 ページ数:246p サイズ:文庫 ISBN:9784101364759 関裕二(セキユウジ) 1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。
歴史作家。
仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。
1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 『古事記』の謎(なぜ記紀神話の神々は不人気なのか/税を搾取する悪代官になった神々 ほか)/第2章 『古事記』をめぐる仮説(怪しいのは『古事記』序文/なぜ史学界は『古事記』偽書説を笑殺するのか ほか)/第3章 天皇と鬼(『古事記』は天皇家に悪意を抱いている?/秦河勝は祟っていた? ほか)/第4章 「天皇家」を潰そうとした天皇(なぜ平安時代に権力者は何度も入れ替わったのか/なぜ武士は天皇を潰さなかったのか ほか)/第5章 天皇と権力(ヤマトの王は権力者の道具だった?/皇親政治(天皇独裁)の意味 ほか) 『古事記』には謎が多い。
勅命で編纂された歴史書でありながら記述が途中で終わり、200年もの空白があること。
同時期の『日本書紀』と全く反対の外交姿勢をとっていること。
さらに矛盾に満ちた序文の存在。
黙殺された謎の数々を解き明かす中で浮かび上がる「秦氏」と「播磨」の重要性、そして最大のタブー“天皇の正体”ー。
本 人文・思想・社会 歴史 日本史 文庫 人文・思想・社会
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